ホリスティックケアって?
ホリスティックケアの定義、それは…。痛い、かゆいなど
肉体的な症状を取り除くためだけのケアではなく、
「心・体・魂」のバランスがとれた状態に導くケアのこと。
よく「自然療法」とか「代替医療」などと訳され、現代西洋医学
以外の医療を指すことが多いのですが、ホリスティックという
言葉がもつ「全体的な」という意味からすると、使い方に
よっては現代西洋医学も含むし、自然療法だからといって、
必ずしもホリスティックケアとは限らないと私は考えています。
例えばアロマセラピーだって、単にかゆみを取り除くためだけに
精油を使い続けるのなら、人工的なものよりはマシですが
薬をつけているのと大差なくなってしまいます。原因をつきとめ
使わなくてもかゆみがでない、かゆみのレベルが軽くなることを
目指さなければ、本来のホリスティックの考えとズレてきます。
一方、現代西洋医学でも、検査によって原因をつきとめ
適切な治療ができたり、ドクターや看護師さんとの
コミュニケーション、カウンセリングによって心が元気になり
早く治癒したり、薬の量を減らせることだってあります。
概して言えることは、現代西洋医学は、急性の症状に
自然療法などは、慢性的な症状に有効性が高いということ。
出血多量で命の危機に瀕している時に、止血効果がある
ホメオパシーよりは、注射や手術が有効だし、アレルギーが
原因のかゆみや、ストレスが原因の胃腸障害なら、
薬よりもアロマセラピーが有効という具合に。
つまり、ホリスティックケアを行うということは
自然療法であれ、現代西洋医学であれ、何をどう使って
「心・体・魂」のバランスがとれた状態に導くかということです。
もちろん、人工的なものを使ったり、摂取したりするのは、
少ないにこしたことはありませんけどね。

